そして世界は終わらない

言葉にすることによって記憶を永遠のものにするために。

君の夢をみた。

はじめに、これは担降りブログです。

 

担降り…この言葉を自分が使う日が来るとは万が一にも思いませんでした。

 

そもそも私は長いジャニヲタではないし、なんなら今も自分がジャニヲタという意識はほとんどなく…だからこういう独特の言葉に馴染みがないのもあるし、嵐を好きになって初めてジャニーズの世界に入ってこの言葉を知ったけど、担降りにあまり良いイメージもなかったような気がする。

それは一番に応援する人が変わることに良いイメージがないという意味ではなく、わざわざ担降りを宣言したりする必要があるのかなぁとか、好きな人が変わるではなく増えたではダメなのかなぁと思ったり。

とにかく自分には遠い言葉でした。

なぜなら私は嵐が一番で、松本潤が一番で、それが変わることなんてありえないと思ってたから。

 

だけど私は今担降りを宣言します。

これは完全なる自己満足です。

今の思いを書くことによって自分の気持ちを整理して自分の中でけじめをつけたい。そしてなにより、私はこの人が一番好きなんだ!って言いたい。言いたくて仕方ない。

担降り宣言をした人たちもこういう気持ちだったのかなと今はすごくよく分かる。(と、私が勝手に思ってるだけでそれぞれきっと色んな想いがあるんだろうな)

 

私は今NEWSが大好きです。

そして加藤シゲアキが特別に大好きです。

 

始まりは「NEWSに恋して」のアプリでした。

このきっかけ、自分としては言うのがちょっと恥ずかしい…かっこよくないきっかけだな思う。きっかけにかっこいいも悪いもないかもしれないけど、「あの曲が心に響いて」とか「あのドラマのあの役の彼に魅了されて」とかそういうきっかけがよかった笑。でも悔しいけどNEWSにハマったきっかけはにゅす恋アプリです。

 

NEWSのことは歌番組に出てれば観るぐらいのレベルで好きでした。ジャニーズの他のグループの中では割と好きぐらいの好き。

なので嵐担だった私は、NEWSの恋愛シュミレーションアプリが出来たと知って気軽な気持ちで…無料アプリだしちょっとやってみようかなぐらいの気持ちで始めました。それがまさか担降りにまで辿り着くことになるなんてその時は知る由もなく…。

 

アプリを始めて、うわ〜これはなかなかやばいなぁ〜と思った。でも覚えてるのはTwitterで、これが担当グループのアプリじゃなくてよかった~嵐だったら課金せずにはいられないし危なかった~と呟いたこと。しかしそこから割とすぐに私は担当グループじゃないはずのNEWSのアプリに課金することになるのだけど。

アプリの彼らにハマる…となると次の流れはもう決まってる。…はい、実際のNEWSに興味が出てチェックし始めるのでした。

そこからNEWSに深くハマっていくスピードは物凄く、あっという間に私は毎日ネットで彼らの動画を漁ったりアルバムを全部借りてきて聴く日々が始まりました。それと同時に、嵐のDVDを観たり音楽を聴いたりすることが一切なくなった。それは別に急に嵐に興味がなくなったわけではなくて、時間があるとそれを全部NEWSに使ってしまうので、単純に嵐に時間が回らなくなった。

でもまぁハマった最初は知らないことがいっぱいだからそれを知ることに夢中になるし、嵐に対しての好きは絶対的で安定し過ぎてて落ち着いてて、だから嵐よりNEWSが好きになったわけではないということは自分の中で考えるまでもなく当然のことだった。嵐担の私がNEWSのことも好きになった。ただそれだけ。

だから自分の時間を全てNEWSに使う日々はそのうち終わって、嵐を一番に応援しつつNEWSもチェックするという生活がまた来ると思ってました。

 

それから8ヵ月経ち、NEWSに時間の全てを使う生活は今も続いてます。

 

どのくらいからだったかな、これは自分の中で一時のブームじゃない気がする…と感じ始めたのは。

NEWSの音楽を聴いて映像を観て番組を観ていく中で、そこまで自分の好みにピッタリこなければある程度の所で止まったんだろうけど、彼らは知れば知る程とことん私のツボでした。だからもうひたすら堕ちていく…それ以外の道はなかった。

 

ちなみに私はシゲアキさんを最初から好きになったわけではなく、NEWS4人を好きになった。本当に4人とも魅力的で、時にこの人にやられまたある時にはこの人にやられという感じで誰かひとりには絞れず、まぁ無理にひとりに決める必要はないな、自然に「この人が好きだ!」ってなるまではみんな同じくらい好きというスタンスでいこうと思ってました。

 

シゲアキさんが特別になったのはいつからだろう。

特に大きなコレっていうきっかけはないけど、最初にシゲアキさんに吸い込まれるように魅入ったのはKAGUYAのMVだったような気がする。サイド刈り上げのあの髪型がすっごく似合ってて、和服も相まって物凄く美しくて…あのビジュアルは本当に大好き。

ちなみにメイキングを見て、あ…この人結構喋る人なんだな…それによく笑って可愛い人だなって思った。まだシゲアキさんやメンバーの性格とか把握してなかったから勝手にもう少し静かな人なのかと思ってて、へぇこんな感じなんだ~って意外に思った記憶。でもその意外さは完全に良い意外さで。そのへんからじわじわ私の中でシゲアキさんの存在が大きくなっていったような。

(その後NEVERLANDのMCを観たあたりで完全に好きになったような。曖昧記憶。)

 

KAGUYAやNEVERLAND、その他沢山のDVDはその昔mixiで知り合ってその後もTwitterで繋がってたお友達が送ってくれました(感謝してもしきれない!)。

彼女が嵐担からNEWS担になったのを知った時は、あんなに二宮愛の強かった彼女が担降りするなんて人はなにがあるか分からないものだな~って思ったけど、まさか数年後自分も同じ道を辿ることになろうとは。

ほんとに人生なにがあるか分からないものだ。しみじみ。

 

そんなこんなで完全にNEWS落ちしてるくせに、それでも担降りを自分で認めることはなかなかできなかった。できなかったというか、したくなかった。自分の心変わりを認めたくなかった。

でも数ヵ月の間、嵐の歌もライブDVDを観ることもできなかった。そしてそれに罪悪感を感じてた。

 

罪悪感を感じるのってなんでなんだろうね。別に誰に頼まれたわけでもなく自分から好きになって、その人をずっと好きでいなくちゃいけないという義務があるわけでもないのに、他の人を好きになることが凄く悪いことをしてるような気持ちになる。

正直、嵐とNEWSの間で揺れ始めてからは心がぐるぐるしてた。好きな人がいること、応援してときめいたり感動したり沢山ドキドキしたり…それって楽しくて幸せなことのはずなのに、どうしたらいいんだろうって悩んでなんだか気持ちが重い日々が続いてた。そして怖かった。嵐が一番好きじゃなくなっちゃったらどうしよう。このままずっと気持ちが戻ってこれなかったらどうしようって。

 

罪悪感を感じること…今思うとそれはきっと、嵐が好きで、潤くんが一番大好きで、その時の自分の好きがとても大きかったのを誰よりも自分が一番よく知ってるからだと思う。だからあの時の自分の気持ちを裏切るのか?って、自分で自分を責めてた。

 

だけど、シゲアキさんを好きな気持ちは止められなかった。

 

Brightestの一節はまさに今の私の気持ちそのものだ。

 

----駆け出す気持ちにブレーキなんて存在しない

鼓動が高まるほどにもっと知りたい

止められない、もう止めたくもない----

 

潤くんが大好きでした。

常に高みを目指して現状に満足することなく努力し続けるところ、仕事モードになった時のあの表情、一転していたずらっ子のような無邪気な笑顔。いつでも揺らぐことなく誇り高いところ。潤くんを好きでいることが私の誇りにもなった。

潤担であることが好きでした。

 

今ももちろん潤くんが好きです。嵐が好きです。

でももっと特別に思う人できてしまった。

私の性格的に同時にいくつもを平等に好きで応援することは難しい…というか出来ないんです。一点集中型でのめり込むタイプなので笑

 

心配はないとは言えない。しばらくしたらNEWSへの気持ちが冷めてきて、やっぱり嵐が一番だったと思うかもしれない。そしたらなんだ結局嵐に戻ってきたのかって思われるかもしれない。

物事に絶対はないから、そんなことは決してないとは言えない。それが担降りをなかなか決意できなかった理由のひとつでもある。

 

だけど担降りを考え始めて悩んで、なんだか悲しい気持ちになったり不安になったり…そんな時その気持ちを吹き飛ばしてくれるのはいつもシゲアキさんの笑顔だった。

シゲアキさんの笑顔を見たり笑い声を聞くと不安な気持ちなんかどっかに行っちゃって、全身であーこの人が好きだ!!って思う。それが全てだと思う。

 

それに別に担降りしたからってもう二度と嵐を見られなくなっちゃうわけでもないし。というか勿論これからも嵐を見ます。だって好きだもん。

自分の気持ちを楽にさせる為に、あえて担降りを言葉にするだけです。それにNEWS担です、シゲ担ですって堂々と名乗りたい。そういうただの自己満足です。

だから大きく何かが変わるわけじゃない。…と、これもまた自分の気持ちを楽にさせる為に自分に対して言ってます。

 

いい歳した大人がたかが好きなアーティストのことでこんなに真剣に悩んだりして大袈裟なのかもしれないしバカだなぁって思ったりもするけど、でも彼らは今の私の生きる糧だし誰に迷惑をかけるわけじゃないし、どう影響されようが私の自由だ。

人生は一度きり。私の時間もお金も、なにより私の「好き」は私のものだ。

だからこの先どうなろうと私は今シゲ担になることを後悔しません。

 

2018年12月22日、

私は嵐の松本潤からNEWSの加藤シゲアキに担降りします。

 

NEWS落ちしてから、今までしたことがなかったことをいっぱいしてる。

まずCDは基本一形態しか買わない派だったのに全形態買う(しかもそれぞれ複数枚買い…笑)。

コンサートでは団扇は持たない派だったのに、初めて行くNEWSコンのために一生懸命手作りした。(ちなみに初めては8月12日の味の素スタジアム、15th Anniversary LIVE “Strawberry”でした。)。そしてそのグッズ購入のために猛暑の中ひとりで4時間以上並ぶ…などなど。

今までしなかったことを色々して、自分でも知らなかった自分に出会って、凄く楽しくて新しい世界にワクワクしてる。この先NEWSを、シゲアキさんを好きでいることでもっとワクワクドキドキできると思うと本当に楽しみ!

 

シゲアキさん、これからよろしくお願いします。

あなたに出会えて、知ることが出来て私はとても幸せです。